夏バテと鍼灸の関係性

投稿日|2022.08.17

皆様こんにちは。
岸和田市春木若松町のG鍼灸整骨院です。

梅雨が明け猛暑の日々ですが皆様体調はいかがでしょうか?
8月の中旬に差し掛かり夏バテになる人が多いと思います

夏バテは症状として

怠い、食欲がない、頭痛、疲れが取れない、胃腸機能低下による免疫力の低下

などがあります。

夏は高温多湿で胃腸が疲れやすくなり、食欲が減ります。

秋からは乾燥してくるので胃腸が元気になり食欲が増えます。

漢方医学でも『脾は燥を好み、湿を嫌う』という言葉があります。

夏バテの原因は

・冷房の冷えや室内外の気温差からくる自律神経の乱れ

・冷たいものの食べすぎによる内臓の機能低下

・高温多湿による発汗の異常

・熱帯夜による睡眠不足

になります。

対策として

・睡眠をしっかりとる。

・水分補給をしっかりとる。

・1日3食、食事を意識してとる。

などがあります。

そこで皆さんに鍼灸をお勧めしたいと思います。

鍼灸は東洋医学を使って治療します。
夏バテによる「身体がだるい」「疲れやすい」「集中力がない」「頭痛」「不快感」などといった症状を訴える方が病院へ行って診察・検査を受けたところではっきりとした原因がなく、異常なしと診断されます。一方、鍼灸医学は、はっきりとした異常に対する治療だけではなく、その人の生活習慣・体質などの大きな背景を基に治療方針を決定して行きますので、なんとなく体の調子が悪いといった、いわゆる不定愁訴の除去を得意としています。

・夏バテによる冷え性があります。
 
夏の暑さで冷房を長時間つける為腰や方が固まり冷えにつながります。

そこで冷え性に効くツボを紹介します。

三陰交:(さんいんこう)特に冷房による冷え症に効く重要なツボです。むくみや生理不順など女性が抱える万病に効くツボです。

場所:内くるぶしの頂点から親指を除く指4本上の高さで、骨の後方の押すと痛いところです。

手技::押しかたのコツは親指をツボに当て(両手の親指を重ねると強く押せます)ほかの指はスネをつかんで安定させ、深いところまでギューッと押し込んでいき、5秒ほど押して緩めます。

・夏バテによる食欲不振や体力低下

外気の暑さにより、消化酵素の効力が低下。これにより栄養の吸収が悪くなり、食欲不振を起こす。また汗をかき、体の水分が失われるため、冷たい飲み物を多くとることがあります。

ここでも食欲低下を補うツボを紹介します。

足三里:(あしさんり)というツボは夏バテで疲れきった体には効果抜群です。足三里は三千里(12km)歩いても疲れないという意味のツボで体の免疫力や体の中の活動エネルギーを出させるツボです。消化と排泄をコントロールして、体をスッキリ元気にしてくれます。まさに夏バテ対策にはピッタリのツボといえます。

場所:ひざの下三寸(幅は指4本分)の向こうずねのすぐ外側にあります。左図を参考にひざに指を4本そろえて置いてみてください。小指の下、脛骨のすぐ後ろにあります。

手技::椅子に座って、両足の足三里を親指で少し強めに力を入れてゆっくり押し揉みます。指で押すのがしんどい場合は、ゴルフボールを使って刺激すると簡単です。2~3分刺激していると、疲れがとれて段々体が軽くなっていくことが実感できるはずです。毎日、就寝前に刺激すれば、体の調子がよくなり、元気になります。

鍼灸医学は予防医学とも言われていますので、不定愁訴や、これから起きるかもしれない重篤な病をいち早く察知します。早めに予防のための対策をとりましょう 。

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